小石川日乗Hatena版

おっさんがよしなしごとを書き散らします

travels

モスキート・コースト

19世紀前半、中米の新興国ポヤイス国への投資を煽った希代の詐欺師グレガー・マクレガーの話が、『世界をまどわせた地図』(日経ナショナル・ジオグラフィックス)という本に登場する。 マクレガーはスコットランドの名家の出身で、戦争の英雄でもあった。現…

先週、出張で山口県萩市に。萩は30年ほど前、一度、やはり出張で行ったことがある。そこで萩焼の湯飲みを買った記憶はあるのだが、街並みなどよく覚えていない。 古い城下町のたたずまいを保存する美観地区。人々の生活の匂いはしないが、そぞろ歩きは面白か…

北九州酔っ払い紀行(1)

先週末に九州で仕事があって、 東京→熊本→三角→熊本→博多(天神泊) 博多→小倉(泊) 小倉→門司港→小倉→博多→東京 というコースを、週末出張+自腹延泊という、ときどきやる手法で旅してきた。 ・熊本→三角のJR九州観光列車 ・天神の居酒屋・バー ・小倉の松…

台中「無為草堂 」の鶏鍋御膳

3月に台湾の台北・台中を旅したことは書いてなかったかな。写真を整理していたら、こんな美味しい写真が出てきた。 「無為草堂 」という台中の茶藝館にて。建物の雰囲気もいいし、日本語を勉強しているという女子大生が、台湾茶をきちんと目の前で立ててくれ…

「七尾」というまちで

能登半島のつけねにあたる石川県七尾市に出張があった。無理すれば東京に帰れなくはない時間だったが、金沢まで特急で出て、そこから北陸新幹線だと5時間近くかかる。泊まったほうが身体が楽だ。金沢泊という手もあったが、金沢は先月、これも出張で行った…

英国と中国結ぶ初の貨物列車

いささか旧聞に属するが、こんなニュースをこの前クリッピングしていた。 www.afpbb.com 全長約600メートル、全32車両の貨物列車は、ウイスキーやソフトドリンク、乳幼児用品などを積んで広大な貨物港ロンドン・ゲートウェイ(London Gateway)を出発。中国…

昔の写真:キューバ2007年

新しいブログを整備しているうちに、昔のフォトライブラリーもリンクしようと思った。例えば、「Harf-boiled Wonderland」というページ。2007年ぐらいまでの海外旅行で撮りためた写真をアーカイブし、キャプションもつけて公開しようと思っていたのだが、写…

ごめん

昨日は高知県南国市に日帰り出張だったのだが、最寄り駅がJR四国と土佐くろしお鉄道の「後免駅」。 Wikipediaによれば、いまは南国市だがもともとこのあたりは、長岡郡後免町(ごめんまち)。それで駅名がこうなった。いろいろ人に言い訳するときに、使える…

正月は実家で

実家の玄関前のピラカンサが真っ赤な実をたわわにつけていた。 雀が群れなしてその実をついばむ。 昨年、鳴り物入りでJR多賀城駅前にリニューアル・オープンした「多賀城市立図書館」にも行ってみた。いわゆる「TSUTAYA図書館」の一つだ。たしかにコンセプト…

ハノイ紀行最終回

だらだら続けた「ハノイ紀行」もそろそろ最終回としよう。印象に残った街と建物と人の写真、まだアップしていなかったものなど。▲オートバイ、スクーターの通勤風景。数は膨大だが、流れに乗って走れば大丈夫? 整然と信号待ちをしているところもある。▲ハノ…

ハノイ紀行16 イオンモール

▲「イオンモール Long Bien」──買い物客も多いが、たんに名所見物という感じで訪れる人も少なくない ハノイに観光で行って、ハロン湾やサパにも足を延ばさず、イオンモールに出かけた変な旅行者ではある。 ハノイ郊外ロンビエン地区にイオンモールがオープン…

ハノイ紀行15 ハイフォン

▲ハイフォンの街を見下ろす。人口170万人。ソンコイ川(紅河)河口に開けた河川港で、ベトナム北部最大の港湾都市。河岸に巨大なクレーンが見える。ハイフォンは漢字で書くと「海防」。仏領インドシナ時代は、フランス海軍の極東最大の基地が置かれていたと…

ハノイ紀行14 ロンビエン駅

ベトナム・ハノイの鉄道インフラはけっして潤沢とはいえないが、いちおう北京との間に国際列車、南北を貫く統一鉄道、そしていくつかのローカル線がある。旧市街の北のほう、ホン河に面したところにあるロンビエン駅(Ga Long Bien)は、ラオカイ、ハイフォ…

ハノイ紀行13 5つ星ホテル

「アジア各地には、ヨーロッパ列強の残した西洋建築があり、それぞれ今に至るまで都市施設として使用され、また長い年月を経て歴史的建造物として市民に親しまれる存在となっている。その中でも、ハノイは、アジア最大のフランス建築の宝庫だ」 と書いている…

釧路湿原

釧路市での仕事のついでに、釧路湿原に寄って来た。10年ほど前、夏に来たことがあったから二度目。葉を落とした木々やヨシの群生が季節を語っていた。遠くにつがいの丹頂鶴も観察できた。 観光コースの遊歩道を1時間弱ぶらぶら。その後は、釧路空港で「しし…

ハノイ紀行12 タイ湖

▲小舟でなにか魚を捕りにいくのかなあ。 ハノイ名所「ホーチミン廟」にお参り(じゃなくて前を通り過ぎただけだけど)に行ったついでにタイ湖に足を伸ばしてみた。「タイ湖;Ho Tay;西湖」。先に触れたホワンキエム湖が12haの池だとすれば、その40倍、500ha…

ハノイ紀行11 街歩きのスナップから

▲犬と帽子。ハノイの店先の小犬はたいていは放し飼い。▲お買い物する家族と店番▲もの食う人々。円錐形の帽子「ノンラー」はふつうに健在。▲交差点に立つ女性警官と、デパートに掲示されたホーチミンをあしらった巨大ポスター▲LCC(格安航空会社)「ベトジェ…

ハノイ紀行10 ベトナム女性博物館

ベトナムはいちおう社会主義国なので、建前上、女性の社会進出は奨励されるし、そこに差別はないことになっている。実際のところはよくわからないが、街中で働く女性の姿は肝っ玉な感じで、見ていてたのもしい。 ベトナムの歴史・社会・文化におけるそうした…

ハノイ紀行09 民族学博物館

ベトナムは多民族国家である。狭義の意味でのベトナム人はキン族と呼ばれ、これが人口の86%を占める。少数民族としては代表的なものに、タイー、タイ、ムオン、クメール、ホア、ヌン、モン族がいる。それぞれ人口は2%以下。さらにより少数の民族集団が48も…

ハノイ紀行08 インターネット事情

ハノイ中心部のインターネットや携帯電話インフラはおしなべてよい。固定電話網が滞っている間に、全土にあまねく無線インフラが浸透し、固定電話よりも携帯電話が幅を利かすという事情は、おそらく中国や他の東南アジア諸国にも共通するのではないか。若者…

ハノイ紀行07 食べたもの一例

早いものでハノイから帰国後、1週間経ってしまった。詳細を忘れたものも多いけど、思い出す限りで。▲豚肉とつくねみたいなものの串揚げに、ブンと野菜がついてくる。「ブン・チャー」でいいんだと思う。▲「フォー・ボー」牛肉のフォー。ふつうの牛肉入りもあ…

ハノイ紀行06 ホアンキエム湖

路上でご飯を食べる人たちに歩道が塞がれ歩きにくいし、車道にはみ出ようもなら、たちまちバイクの往来に閉口する、ハノイ・ダウンタウンの街歩きはけっこう大変な修業である。それでもときおりホッと気持ちが救われるのは、街中にいくつか湖があるからだ。 …

ハノイ紀行05 マー・マイ87番の家

ハノイ36通りの一つ「マーマイ通り Ma May St.」は、カフェバーやミニホテル、バックパッカー向け旅行事務所などがあるにぎやかな通りだが、その一角に、19世紀後半の中国風のたたずまいを残す伝統的な町屋「マー・マイ87番の家」が保存されている。部屋のつ…

ハノイ紀行04 旧市街で出会ったプエルトリカン

ハノイ36通りを歩いていると、ツーリストに英語で呼び止められた。俺たちの写真を撮ってくれ、と。彼らのカメラで撮ったあと、私のカメラで。聞けば、プエルトリコからの旅行者だという。まだ若く、恋人か新婚ホヤホヤな感じ。笑顔が素敵だ。 ハノイのツーリ…

ハノイ紀行03 ドンスアン市場とその周辺

旧市街の北、ロンビエン駅の方向にハノイ中心部では最大の市場「ドンスアン市場 Chợ Đồng Xuân」がある。売られているのは安い日用雑貨や業務用と思しき食品などで、観光土産としてはいまいちだが、色彩の喧噪を楽しむだけでもいいかと思って立ち寄った。 い…

ハノイ紀行02 36通り

ハノイの旧市街には、小さな通りが交叉する「36通り」というエリアがある。ベトナムに初めての統一政権ができたのは、11世紀初めのこと。その李朝大越国の都に定められたのがハノイの旧市街だった。王への献上品を作らせるために、各地から職人たちが城下町…

ハノイ紀行01 ベトナムが好きになったワケ

11月1日から8日まで、旅友Sと共にハノイを訪れた。ベトナムは今年2月のホーチミンに続いて、二度目の旅行だ。観光で、年に二度も同じ国を訪ねるのは初めてのことだが、それだけベトナムが気に入ったということでもある。 気に入ったのは、まずは「メシ」。ベ…

湖の水位が下がると浮かび上がる16世紀の教会

⇒ 池の底から16世紀の教会出現 干ばつのメキシコ:朝日新聞デジタル: メキシコ南東部チアパス州で、干ばつのため貯水池の水位が下がり、水没していた16世紀建造の教会が姿を現した。幻想的な姿を間近で見ようと、多くの人がほとりからボートで乗り付けて…

釜山の思い出:古書店街

釜山。本をもって古本屋へ行く青年の像

ベトナムの思い出

3月のホーチミンの公園で出会った女子学生たち。英語で写真撮影の許諾を求めると、OKしてくれた。うち左側の子が「Nihon-jin ka?」。日本語の問いかけの基本的な話法はまだまだだけれど、それでも頑張って日本語で問いかけてくれるのは嬉しい。

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