小石川日乗Hatena版

おっさんがよしなしごとを書き散らします

culture

「七尾」というまちで

能登半島のつけねにあたる石川県七尾市に出張があった。無理すれば東京に帰れなくはない時間だったが、金沢まで特急で出て、そこから北陸新幹線だと5時間近くかかる。泊まったほうが身体が楽だ。金沢泊という手もあったが、金沢は先月、これも出張で行った…

「サンデー毎日」表紙が「岡田准一」の影絵だった件

仕事柄ということもあって、まあ、新聞は読むほうだ。しかし紙の新聞はすっかり止めてしまった。読んでも読まなくても、部屋にたまって資源ゴミになるのが面倒なのだ。ただ、いくつかの新聞はネットで有料購読している。 で、毎日新聞もデジタル会員なのだが…

帝国の建築家たち──ドーム対決

[神奈川県立歴史博物館] 連休だというのに仕事。しかも急に入った横浜みなとみらい案件。さいわい今日は午前中で終了したので、馬車道あたりをランチがてら小散歩。このあたりは近代建築の宝庫だ。 神奈川県立歴史博物館(改装のため展示は休止中)はもとも…

江戸東京たてもの園

小金井市の小金井公園の中にある野外博物館「江戸東京たてもの園」。初めて行った。予備知識が全然なかったから、「なんか歴史的建造物のミニチュアか、レプリカが置いてあるのかな」と思っていたが、意外にもホンモノをほぼ原型通りに移築・復元している。 …

「人生は夕方から楽しくなる」金田一秀穂

人生は夕方から楽しくなる:国語学者 金田一秀穂さん - 毎日新聞 インタビューのシリーズタイトルだけれど、いい言葉だな。 ワタシ流に解釈すれば、「人生は夕方から飲みに行けるから楽しい」となるんだけれど(笑)。 63歳の「高等遊民」、金田一先生。 立…

NHK朝ドラの若手俳優

三女「美子」役の「杉咲花」の演技が上手い。とりわけ、大切にしていたオモチャを食糧と引き換えに農家の子供に譲らざるを得なくなった、先日のシーン。伏し目がちの演技が泣かせた。子役からやっていた女優のようだ。次女「鞠子」役の「相楽樹」もいいけど…

テレビという曲馬館

新聞雑誌は、フランスと同じく、相当の頁数を広告に割いているが、それ以上なのがテレビである。 放送はスポンサーの告知から始まり、以後、五分おきに短時間のスポット広告が、それも同一スポンサーの広告が番組を中断する。 考える時間などない。ほとんど…

蜷川幸雄

演出家の蜷川幸雄氏(享年80歳)が昨日亡くなった。子供の頃観ていた、テレビドラマのちょい役の役者のころからその名前は知っている。いつのころから演出家に転じ、またたくまに「世界のニナガワ」になってしまった。 蜷川演出の舞台を実際に見たことがない…

無気力・無責任・無関心

⇒ 佐野氏エンブレム、永井氏「しょうがなく了承」読売新聞: 今回のエンブレムが完成する過程では、佐野氏の原案に似た商標が見つかったため、大会組織委員会などの要請によりデザインが修正された。この過程は8月28日の記者会見で公表されたが、永井氏は…

日本はコピーしない国なの?

「五輪エンブレム中止問題」で「保守速報」などのネトウヨメディアが過剰に反応し、デザイナーの佐野研二郎氏タタキに必死なんで、なんでかと思ったら、要は「日本は他国の真似なんかしない。このままでは中国・韓国と同じになる」という危機感があるからら…

戦後70年 沖縄「しまくとぅば(島言葉)」、差別と復権

⇒ 戦後70年 沖縄「しまくとぅば(島言葉)」、差別と復権 - ことばマガジン:朝日新聞デジタル: 現在、国内にある米軍基地の約4分の3が集中する沖縄県だが、太平洋戦争直前の41年夏までは全国で唯一、常駐部隊も軍事施設もない県だった。 なんくるないさー(…

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