▲「イオンモール Long Bien」──買い物客も多いが、たんに名所見物という感じで訪れる人も少なくない
ハノイに観光で行って、ハロン湾やサパにも足を延ばさず、イオンモールに出かけた変な旅行者ではある。
ハノイ郊外ロンビエン地区にイオンモールがオープンしたのは、2015年10月28日。まさに私たちが訪れる4日前のことである。オープン後、2番目の週末にあたる11月7日の様子をわざわざタクシーに乗って観に行った。
近年、東南アジア各国での店舗開発を強化しているイオングループ。「イオンモール Long Bien」は、ベトナムにおける3号店、ハノイエリアでは最初の店。地上4階建て。シネコン、アミューズメント施設、フィットネスクラブ、ボーリング場などを擁する延床面積12万㎡は、東南アジアでは、5月にオープンしたインドネシア「BST CITY店」に次ぐ規模だ。
これがまたオープニング景気ということもあって、相当混んでいた。若いカップル、高校生ぐらいのグループ、小さな子供連れ、おばあちゃんを引きずり出して一家総動員などなど、あらゆる階層が参集という感じ。なかでも、飲食フロアの混みようは半端ない。ベトナムの現地物価からすれば、相当お値段が張るにもかかわらず、寿司・うどんなどの日式はもちろん、韓国、タイ料理などのファーストフード店には行列ができている。
実は国内でイオンモールって船橋の店にしか行ったことがないんだけれど、それと比べると活気は100倍ほど違うように感じた。ベトナムにおける消費欲の旺盛な成長ぶりに目を見張った次第である。
▲寿司の詰め合わせ作業に興味津々
▲素焼きの壺に入っているのは「ナマズ科の白身魚バサの煮付け」だと思う。晩ご飯のおかず? 37,900ドン(約200円)
▲鮮魚を生け簀に入れたままで販売するのは、ベトナムでは珍しいのかも。ってか、日本のスーパーにもめったにないよな。
▲こちらはお米の量り売り。インディカ米がほとんどだけれど、日本のコシヒカリなども置いてあった。向こうの人はまずは米の香りを嗅いでから品定めするようだ
その後のイオンモールも大変なことになっているようで、参考までに VET JO の記事をリンクしておく。