先日の「FOOT!」でベン・メイブリーが母校のオクスフォード大学を訪れる様子が放映されていた。サッカー・ジャーナリズム取材ということで、The Guardianの編集者にもインタビュー。
そこで知ったのだが、Guardian のWebメディアはほとんど広告に頼らず、もっぱら読者からの寄付で運営されているという。 もともとインテリ向けの左派リベラル紙として知られてはいた。おそらく、メイブリー自身が好きな新聞なのだろう。Brexitなど欧米の保守化の流れのなかで、それをよしとしない読者とその寄付を、むしろ新たに獲得していると、編集者は語っていた。
最近のWebメディアで流行りともいえる、タイトルだけキャッチーで中身はクソみたいな記事、要はクリックだとか、検索流入だとか、金儲けの数字だけを狙ったあざとい記事の横行についても、編集者は批判的。むしろスマホ閲覧を考えて、記事のタイトルは端的で短いものを志向しているという。
WikipediaでThe Guardianを引くと、日本での提携紙が読売新聞というけれど、これはきっと何かの間違いに違いない(笑)。