- 偉大なるマルグリット
- 若者のすべて
- 残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−
- 1001グラム ハカリしれない愛のこと
- ダンサー・イン・ザ・ダーク
- 素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
- ザ・ファイター
- リチャードの秘密
- 愛の監獄
- クリーピー 偽りの隣人
- グランドフィナーレ
- DEMON デーモン
- さよなら歌舞伎町
例によってWoWoWのホームページから紹介文と写真を拝借している。コピペです、すいません。#赤字部分が私がなぜこの映画を観たいのかの理由。
偉大なるマルグリット
4/25(火)午前11:45 5/22(月)午後4:45
自分が音痴であることに当人だけ気付かぬまま歌姫への道を目指す、はた迷惑だが憎めないマダムの数奇な人生を描き、第41回の仏セザール賞で計4部門に輝いた人間ドラマ
音楽的才能はまるで無いにもかかわらず、周囲のお義理の礼讃をいいことに本格的な歌姫への道を目指すマルグリット。本作の天然キャラのマダムのモデルとなったのは、アメリカに実在した音痴の富豪の女性フローレンス・フォスター・ジェンキンス。メリル・ストリープ主演の「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」に先立って作られた本作は、フローレンスの実人生を自由に翻案した切なくもほろ苦いドラマで、実力演技派のC・フロが愛すべきヒロインを熱演。フランスでは観客動員100万人を超すヒット作となった。
#セザール賞受賞作品はできるだけチェックしたい。
若者のすべて
4/25(火)午後5:45
5/16(火)午前8:30
巨匠L・ヴィスコンティ監督が戦後イタリアの5人兄弟の運命や彼らの一家が崩壊していくさまをドラマティックに描写。第21回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。
「揺れる大地」でイタリア南部における貧困の問題を生々しく描いたヴィスコンティ監督が、本作では南北イタリアの経済格差の問題を鋭く追求。職を求めて南部から北部へ移住したある家族を物語の軸に、戦後のイタリアの奇跡的な経済復興の裏面を浮き彫りにした力作だ。「太陽がいっぱい」で人気に火がついた直後のA・ドロン、「殺人鬼に罠をかけろ」のA・ジラルド、「刑事」のC・カルディナーレら、当時の若手スターたちが競演。音楽を手掛けたのはフェデリコ・フェリーニ監督との名コンビでも知られるN・ロータ。
#WoWoWヴィスコンティ特集の一つ。学生時代に観ているはずだが、永久保存用。
残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−
4/25(火)よる8:00 WOWOWプライム 5.1 字
4/30(日)午前10:00
竹内結子と橋本愛が共演したホラーミステリー。あるマンションの一室で不気味な物音がするという投書に興味を持った小説家が、差出人の女子大生とともに調査を開始する。
小野不由美の第26回山本周五郎賞受賞作を、「殿、利息でござる!」の中村義洋監督が映画化。中村監督作品の常連とも言える竹内演じる主人公私と、橋本演じる久保さんが投書、メール、電話と、次第に親しくなり、ついには対面して調査に当たるというバディ(相棒)ムービーの趣。章仕立ての構成は、まるで短編小説のページをめくるかのようで、後半、ヒロイン2人に佐々木蔵之介演じる作家の平岡と坂口健太郎演じる心霊マニアの三澤が加わるとスリルはより高まり、不気味な余韻に背筋がゾクゾク
#もちろん、だんじて竹内結子ではなく、橋下愛が理由。
1001グラム ハカリしれない愛のこと
4/26(水)午前11:45
ノルウェーの実力派B・ハーメル監督が放つハートウォーミングドラマ。キログラム原器をパリまで運ぶ大役を任されたヒロインが、重なるトラブルを通じて自らを見つめ直す。
「キッチン・ストーリー」「ホルテンさんのはじめての冒険」などで日本でも人気の高いノルウェー出身のハーメル監督が手掛けたハートウォーミング作。重さの基準であるキログラム原器を題材に、ひとりの女性が自由な心を取り戻す姿を綴る。計測のエキスパートながら私生活では離婚協議中と、人生の計測は誤ってしまった生真面目だがしゃくし定規なヒロイン役に、ノルウェーの人気女優A・D・トルプがにこりともしないクールな熱演で扮する。ほろ苦さの中から温かさを浮かび上がらせるハーメル演出が出色だ。
#ノルウェー映画って意外に面白い。『孤島の王』とか『コン・ティキ』とか。『孤島の王』は秀逸。この前、WoWoWで『THE WAVE/ザ・ウェイヴ』を観たが、フィヨルドが山体崩壊して大津波が押し寄せるっていう話。科学的にもありうることだという。スペクタクルも撮れるんだと思った。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
4/27(木)午前4:15 5.1
「奇跡の海」の鬼才L・V・トリアー監督が、歌姫ビョークと強力なタッグを結成。第53回カンヌ国際映画祭でパルムドールと女優賞に輝き、日本で予想外の大ヒットを記録。
自分自身が失明の危機にありながら、愛する息子の手術費用を捻出するため、必死で働くシングルマザー。どこまでも過酷な運命にさらされる中、自分だけが夢想するミュージカルの中で自由奔放に歌い踊り、生の歓喜とエネルギーを爆発させる。そんな悲しくも切ないヒロインの役で、アイスランド出身である世界的人気歌手ビョークが熱演を披露。すっかり役と一体化して観客を圧倒するほどの存在感を発揮した。日本では口コミで評判が広がり、興行収入24億円という誰も予想しなかったほどの大ヒットを記録した。
#これも保存用。我が人生ベスト映画50には入っている。
素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
4/27(木)午後3:00 5.1
5/23(火)午後5:15 5.1
生きる意味を見いだせず、裏の葬儀社に自分殺しを依頼した大富豪。そんな彼が、同じく自殺を望む女性と知り合って。鬼才M・V・ディム監督の奇妙なコメディ。
長編初監督作「キャラクター/孤独な人の肖像」が第70回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、一躍注目されたオランダの鬼才M・V・ディム監督が、18年ぶりに手掛けた第2作。自殺志願者の手助けをする裏の葬儀社に自分殺しを依頼した大富豪。いつその時が訪れるか分からないサプライズコースを選び、お迎えを待ちわびる彼だったが、同じ葬儀社の客だった女性と思わぬ恋に落ち。シニカルでエキセントリック、しかしチャーミングでハートウォーミングという類を見ないコメディに仕上がった。
#「オランダの鬼才」と言われても全く知らない。ゆえに興味あり。でも、ブリュッセルってベルギーじゃなかったっけ。
ザ・ファイター
4/28(金)午後4:30 WOWOWプライム 字幕版
実在のプロボクサー、M・ウォードの波乱のボクシング人生を、彼を取り巻く家族や恋人との葛藤・絆を軸に熱くスリリングに描き、数々の映画賞に輝いた感動の実話ドラマ。
主人公が社会のどん底から頂点を目指すという、ボクシング映画にはすっかりおなじみの痛快サクセスストーリーもさることながら、彼を取り巻く周囲の人物たちが皆、妙にキャラが立っていて強烈な個性を放っているのが、本作のユニークな魅力。自分勝手でありがた迷惑な兄役のC・ベールと母親役のM・レオが、第83回アカデミー賞と第68回ゴールデン・グローブ賞でそれぞれ助演男優賞と助演女優賞をW受賞。その割を食った観があるものの、主演M・ウォールバーグの熱演も見逃せない。
#ボクシング映画はアメリカでは『レイジング・ブル』『ロッキー』『シンデレラマン』『ザ・ハリケーン』『ミリオンダラー・ベイビー』と名作が多い。デ・ニーロ、スタローン、ヒラリー・スワンクあたりはこれでスターの資格を確実なものにしたし、ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントンはキャリアを上積みするように、あえて困難な舞台にチャレンジした。肉体をさらけ出しながら高い精神性も要求される。まさに、ボクシングはその俳優がホンモノかどうかを試す試金石なのかも。
さて、マーク・ウォールバーグはこの映画で役者としてのステイタスを上げたのだろうか。少なくとも『PLANET OF THE APES/猿の惑星』は超えなければね。
リチャードの秘密
5/2(火)午前10:00 5.1
第88回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた「ルーム」のL・アブラハムソンがその3年前に監督。友人を殺してしまった18歳の少年リチャードの苦悩を繊細なタッチで綴る。
監禁された母子を描き、2015年の各映画賞で高く評価され、アカデミー賞でブリー・ラーソンが主演女優賞を得た話題作「ルーム」。そのアブラハムソン監督が母国アイルランドで手掛けた秀作。映画が始まって約35分間、事件が何も起きないかと思いきや、主人公リチャードは悲劇へ。彼の心の動きを見つめた繊細な演出が光る。主演は「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「シング・ストリート 未来へのうた」のJ・レイナー。その父親役L・ミケルセンは人気男優マッツの兄。WOWOWの放送が日本初公開。
#あっ、『ルーム』の監督だったら、絶対観なきゃ。
愛の監獄
5/5(金・祝)よる11:00 WOWOWシネマ 初回 字幕版 5.1 R15+指定相当
妻子のある刑務所長と、若く美しい女囚。運命的に出会い、禁断の恋に落ちた2人の愛の行く末を、G・ガリエンヌとA・エグザルコプロスの共演で描いたエロティックドラマ。
片や、自らの異色の実体験を、当初は自作自演の舞台劇、次いでそれを映画「不機嫌なママにメルシィ!」として発表し、絶賛を浴びたガリエンヌ。他方は、「アデル、ブルーは熱い色」で大胆な濡れ場を披露し、第66回カンヌ国際映画祭で本来は作品に対して贈られるパルムドールを共演のレア・セドゥとともに同時受賞し、弱冠20歳にして一躍注目を浴びたエグザルコプロス。その2人が本作で夢の初共演。フランスで起きた衝撃の実話をもとに、刑務所長と女囚との間で繰り広げられる禁断の愛のドラマを鮮烈に描く。
#『アデル〜』のアデル・エグザルコプロスは切なくも美しかった。
クリーピー 偽りの隣人
5/7(日)よる9:00 WOWOWシネマ 初回 5.1 字
5/10(水)よる7:30 WOWOWプライム 5.1 字
近年は海外でも幅広く活躍する現代日本映画界の異才・黒沢清監督が、西島秀俊、香川照之、竹内結子ら、豪華多彩なキャストを迎えて生み出した、戦慄のサスペンススリラー。
原作は、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝いた前川裕の小説「クリーピー」だが、黒沢清監督はその設定を大幅に改変して映画独自の衝撃的な展開を生み出し、まさに同監督ならではの予測不能で刺激満点の衝撃的なエンターテインメント作品に仕上がった。TVや劇場版の「MOZU」など、過去にも数多く共演してきた西島秀俊と香川照之が、本作では、元刑事で犯罪心理学者の主人公とその謎めいた不気味な隣人という役柄で対峙し、息詰まる競演を披露するほか、竹内結子、東出昌大、川口春奈ら、共演陣も充実。
#黒沢清は実はあまり高く評価していない。西島秀俊と香川照之というと、またか、という感じがしないでもないのだが……
グランドフィナーレ
5/7(日)深夜1:15
スイスの高級リゾートホテルで優雅な日々を過ごすセレブたちの倦怠と憂鬱を、鬼才P・ソレンティーノ監督が豪華多彩なキャストたちの競演で優美に綴った極上の群像ドラマ。
「きっと ここが帰る場所」「グレート・ビューティー/追憶のローマ」などで国際的に高い評価と支持を得るイタリアの鬼才、ソレンティーノ監督。今回はそんな彼のもとに、M・ケイン、H・カイテル、J・フォンダ、R・ワイズ、等々、そうそうたる人気実力派スターたちが集結。スイスの高級リゾートホテルを舞台に、そこに集ったセレブたちが織り成す多彩な人間模様を独自のセンスに満ちた映像美で鮮烈に描き出し、第28回ヨーロッパ映画賞では、作品、監督、男優賞(=ケイン)と、主要3部門受賞にみごと輝いた。
DEMON デーモン
5/11(木)午前9:00 5.1
「羊たちの沈黙」でアカデミー賞の主演男優賞に輝いた名優A・ホプキンスらを出演陣に迎え、アメリカの地方に根付いたどす黒い闇に迫る、重厚なタッチの社会派サスペンス。
田舎町で女性が、ある男から嫌がらせを受ける。しかし町の人々はその男をタブーのように扱い、女性にも救いの手を差し伸べず。高評価を受けた「ウィンターズ・ボーン」の別バージョンを思わせる設定で、得体の知れない何かが鮮烈な印象を残し、見る者の想像力に訴えて恐怖感を高める。ホプキンス以外もJ・スタイルズ、R・リオッタなどのキャストが結集。監督はスウェーデン出身で、「ミレニアム」シリーズ第2・3作や「ハイネケン誘拐の代償」を手掛けたD・アルフレッドソン。WOWOWの放送が日本初公開。
#これ、観たかな、いや観てないかな。私のブルーレイ映画データベースにはないのだが、あらすじを読むとそこはかとない既視感が……
さよなら歌舞伎町
5/13(土)よる10:30 WOWOWシネマ 初回 5.1 R15+指定 字
5/23(火)深夜1:30 WOWOWシネマ 5.1 R15+指定 字
新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、さまざまなワケありの男女が不思議な人間模様を織り成すさまを、染谷将太、前田敦子ほか豪華多彩なキャストの競演で活写した群像劇。
日本映画界きっての実力派監督・廣木隆一&脚本・荒井晴彦が、「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」に次いで、みたび名コンビを結成。歌舞伎町に吹き寄せられるようにして集まった、さまざまなワケありの男女5組が各自繰り広げる1日の出来事を、時に軽妙洒脱に、また時には濃密に描き出し、切なくて愛おしい群像ドラマを紡ぎ出した。染谷将太、前田敦子から、松重豊、南果歩、大森南朋まで、幅広い世代の実力派が集い、さらには韓国から「メビウス」の演技派女優イ・ウンウらも参加して見応えのある競演を披露。
#廣木隆一監督って、エロだよね。ちゃんと観てないんだけれど。