某居酒屋の突き出し、というか、遅くまでぐだぐだ吞んでたので、店主がサービスでだしてくれたおつまみ。左はイワシのなめろう、右はなんだったっけ?
真ん中は玉川堂(新潟・燕市)の鎚起銅器の猪口に入った、土佐・司牡丹のぬる燗。ちなみにこの猪口は長い間、店に預かってもらっているマイ猪口である。ぬる燗のときは決まってこれで出してもらうことにしている。熱伝導性が高いので熱燗だとアチアチになるけど、ぬる燗だとちょうどいい案配に熱をキープしてくれるのだ。
で、話の本題は「おてしょ」。左の白い平皿。こういう形状のものをそう呼ぶことを、知らなかったんだよね。
大辞林 第三版の解説によれば、
てしおざら【手塩皿】
- ■ 手塩を盛った小さな皿。
- ■ 香の物などを盛る、ごく小さく浅い皿。おてしょ。
ということ。
「てしおざら」→「てしょ」と略して→「おてしょ」と丁寧になったわけだ。
断じて「おねしょ」ではない。