小石川日乗Hatena版

おっさんがよしなしごとを書き散らします

【飲み】「串焼 とくり」@谷根千ヘビ道

IMG 0022

 台風一過の木曜は午後7時すぎから谷根千散歩。あてもなくぶらついていたら、ヘビ道あたり。津軽郷土料理の名店「みじゃげど」のほぼトイメン。ヘビ道をはさんで住所表記は変わり、谷中ではなく千駄木になってしまうのだが、えっ、こんな店あったかなと思ったら、今年の4月にオープンしたらしい。「串焼 とくり」

 カウンターとテーブル一つ。40代夫婦で営む小さな店。焼き鳥の味はふつうだが(ささみ、ハツはいまいち。ボンジリは旨い)、ワインや日本酒の揃えが面白い。3年古酒の「ダルマ正宗」などが置いてある。写真はその琥珀色の古酒と「クリームチーズ酒盗のせ」の図。

 青森・弘前の「豊盃」の三浦酒造が「ビキニ娘」というえらいポップなラベルの発泡系の酒を造っていることを初めて知る。日本酒愛好の垣根を低くするという狙いはわかるが、なんだかなあな感じもある。いや「なんだかなあ」は昨今の日本酒マーケティングについて言っているのであって、この「とくり」という店はけっして嫌味な感じはしない。むしろいい感じ。もう一度行きたくなる店ではある。

 その帰り、言問通りをととっと降りて菊坂下あたりで、手をつないで帰るM夫婦とばったり。Yちゃんに写真を撮られてしまう。何で? そのあと、つくばね。常連Kさんとそのお友達。

//トップに戻るボタンの設定
//トップに戻るレンジの設定