昨日の晩酌時に、なぜか「とんかつ」の話題になったので、今日のランチは水道橋の「菩提樹」へ。
となりの姉妹店「かつ吉」と共にこのあたりではとんかつの名店。壁に古い青磁の皿や猪口が並ぶ、まるで個人美術館のようなインテリアが人を驚かす。ここの肉はたしかに美味しいのだが、今日のメニュー「冷やし味噌かつ丼」(1,600円)は失敗。
夏野菜と、とろろのかかったとんかつを食べほぐしていくと、八丁系の冷製味噌スープの下にごはんが沈殿している。八丁味噌はけっして嫌いではないのだが、ごはんを混ぜて冷やし雑炊みたいにしちゃうと、なんかげんなり。食欲の進まない夏のメニューとして考案したのだろうけれど、これはやはり味噌との相性がイマヒトツなのかな。ま、あくまでも個人の感想ですけれど……。
人が足りないのか、午後2時近くなっても大テーブルが片付けられていなかったり、店員を呼んでもなかなか注文を取りに来てくれなかったり、オペレーションのまずさも目立った。