あえて対照させればだけど、太陽光発電で300億円稼ぎ出し、企業イメージアップのオリックスと、原発事業拡大で大損こいたうえに、利益水増しでブランド失墜した東芝、という構図。
⇒ オリックス、太陽光発電で原発1基分の勝算 :日本経済新聞:
金融会社のオリックスがエネルギー事業を拡大している。太陽光発電の発電能力は3年後に原子力発電所1基分に相当する90万キロワットとなり、国内最大級の太陽光発電事業者になる。太陽光発電事業の利益は減価償却前で300億円規模で稼ぐようになり、2018年3月期に3000億円まで純利益を引き上げる中期経営計画の大きな柱の一つだ。海外株主が6割を占める同社は個人株主の開拓を進めており、クリーンエネルギーを生み出すという企業イメージは個人株主の開拓も後押ししそうだ。
2015/7/10 5:30
⇒ 東芝前社長「工夫しろ」と指示 不適切会計を誘発か:朝日新聞デジタル:
佐々木氏はリーマン・ショック後の2009年6月に社長に就任。東芝の09年3月期の営業損益は約2500億円の赤字だった。自身が主導して06年に買収した米原発大手のウェスチングハウスなど原発事業で「15年度に売上高1兆円」という目標を掲げて経営の柱に据えたものの、11年3月の東京電力福島第一原発事故で、目標の撤回に追い込まれた。
2015年7月10日06時42分