テレビ(「猫のしっぽカエルの手」)を見ていたら、松江の「湯町窯」というところの焼き物に、エッグベーカーというのがあるらしい。いや、一種の小型のキャセロールであるエッグベーカーは昔からどこでもあるものだが、この町の手焼きのものが品質がいいらしい。
面白いかもとネット通販で探すが、けっこうお高い。伊賀焼の長谷園にもう少し安いものがあった。ものは試しと小サイズを昨日、注文したら、今日にはもう届いていた。
さっそく卵を1個割り入れ、まずは電子レンジで加熱。500w×30秒では白身がまだ固まっていない。+20秒したらいい感じになったが、黄身が白身に埋没している感じ。
食べてみるとふつうに半熟卵。レンジの火の回り方のせいか、白身の堅さに少々ムラがある。いつもの小さなフライパンで焼いた方が目玉焼きらしくはなるが、これも手間だというときにはこの陶器のエッグベーカーが重宝するかもしれない。器のまま食卓におけるのもポイント。
トリセツをみると、魚介のアヒージョとか、バターコーンとか、砂肝のガーリックバターなど工夫次第でいろいろ使えるみたい。
もちろん電子レンジだけでなく、焼き網の上におき直接ガスで調理することもできる。そのほうが手軽さには欠けるが、きっと焼き具合はいいんじゃないかな。