小石川日乗Hatena版

おっさんがよしなしごとを書き散らします

米原万里没後10年

豪快にして大胆、下ネタとユーモア、美味しいもの、毛深い家族をこよなく愛していた――。 ロシア語会議通訳、エッセイスト、作家として活躍した米原万里さんが亡くなられて10年。 決して長くはない56年の生涯に書かれた著作は、今も愛され、広く読まれつづけています。 その才能と人柄を偲び、米原万里の生涯、作品をたどる回顧展、待望の都内初開催!

引用:米原万里没後10年フェア | 八重洲ブックセンター

 それほど熱心な読者であったわけではないが、嘘つきアーニャの真っ赤な真実』『オリガ・モリソヴナの反語法』『打ちのめされるようなすごい本』などいくつか読んでいて、いずれも強い印象を受けた。

 没後10年を記念し、出版社7社が「心に効く愛と毒舌」と共通の帯をつけた文庫フェアを開催するほか、上記の八重洲BCでのフェア、さらに佐藤優が編んだアンソロジー『偉くない「私」が一番自由』、妹の井上ユリの回想録『姉・米原万里』など出版も相次いでいる。

 期間中、八重洲に行く用事があるといいのだが……


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