小石川日乗Hatena版

おっさんがよしなしごとを書き散らします

麻雀の起源

Mj09 2

 ときどきご近所の人に誘われて、数年前から麻雀を打つようになった。月に一度あるかないか、レートも低いお遊び麻雀である。学生時代の特訓で今でもたいていの役は覚えているが、細かい点数計算となるとお手上げ。なかに計算できる人がいるから、いつもお任せだ。

 麻雀の起源は、清代に中国・寧波(ニンポー)に住んでいた陳魚門という官僚が、明代からあったゲームを改良して創案したという説が有力らしい。寧波には「麻将起源陳列館」(「麻将」は現代中国語で麻雀のこと)という施設もあるとか。

 東京新聞の記者が街を訪ね、今でも麻雀が人々に親しまれている様子を7/6付夕刊で紹介している。


マージャンには港町の風土や漁業が反映されているという。(陳列館の)張主任は「例えば、筒子牌は船上で水などをいれるたるに、風牌は出漁などに密接に関係している」と説明する。

 まあ、とってつけたような解説に聞こえないでもないが(笑)、たしかに筒子(ピンズ)の模様は昔から不思議だった。「硬貨」だとか「俵」を横から見た図だとかいろんなことを言うやつがいたが、「樽」と言われればさもありなん、という感じだ。

 10年ほど前、上海に行ったとき豫園を囲む古い路地で、家の前に雀卓を出し、のんびりとゲームに興じる人々を見たことがある。あのあたりの路地も再開発でなくなったと聞いたけど。

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